認知症高齢者を少人数でケアするグループホームは、1980年代半ばより北欧を中心に始まりました。少人数ゆえにひとりひとりの意志を尊重することができ、心地よい生活リズムの中でその人のペースに合わせた生活を送ることで、認知症の緩和・改善を計ります。現在、もっとも効果の高い認知症高齢者ケアのあり方とされます。
グループホーム「なごみ」では、家庭的な雰囲気のなか、日常生活の中に自らの役割を作るケアを行います。食事1つをとっても、ご本人で食べたいものを考え、買い物をし、調理するということを原則といたします。つまり、画一的なスケジュール、ルールではないひとりひとりにあった心地よい生活リズムのある「日常生活」を、専門のスタッフがご提供いたします。
建物の内部は、段差の解消、手すりの設置等、安全に配慮しながらも、普通の家庭と変わらない空間となっております。
原則として強要するようなプログラムはありません。ご本人の生活のリズムを大切にします。
ご家族との連帯により、利用者の精神的な安定感を保てるようにしています。ご家族の面会、外出、ホームへの出入りは原則自由です。
近所の方々との交流を図り、地域に根ざしたホームとします。
浅草・西落合・荒川・方南の建物内に、"デイサービスセンター"を併設しています。